日本歴史地名大系 「滝ヶ峯遺跡」の解説 滝ヶ峯遺跡たきがみねいせき 和歌山県:和歌山市河南地区薬勝寺村滝ヶ峯遺跡[現在地名]和歌山市薬勝寺、海南市多田薬勝寺(やくしようじ)と南隣海南市多田(おおた)とにまたがる独立丘陵滝ヶ峯(一一二・六メートル)の、標高七七―八五メートル地点に位置する。北側を和田(わだ)川、南側を亀(かめ)の川が西流するこの周辺には一〇〇―二〇〇メートル前後の独立丘陵が点在するが、遺跡近辺は標高約五メートル前後の低湿地が広がる。昭和四六年(一九七一)薬勝寺側で弥生式土器を含む貝塚が発見されて緊急調査が行われ、翌年範囲確認調査を実施した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by