精選版 日本国語大辞典 「滝落菅掻・滝落菅攪」の意味・読み・例文・類語
たきおとしすががき【滝落菅掻・滝落菅攪】
[一] 沖縄の箏曲。歌わずに弦楽器を奏する菅掻の曲で、五節(ごせち)の舞の大歌「乙女ども乙女さびすも…」の起源である吉野の滝の宮の故事に関連のある曲と思われる。日本本土に古くあった曲が沖縄に伝わり残ったと考えられ、筑紫箏に類似の曲がある。
[二] (一)を尺八曲に編曲したもの。古典本曲の一つ。滝落し。
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