最新 地学事典 「滹沱層群」の解説
フートゥオそうぐん
滹沱層群
Hutuo Group
中国山西省五台山~呂梁山地域にみられる原生界下部。かつては滹沱系と呼ばれた。三つに区分。下部は変成含金礫岩・珪岩・千枚岩,中部は千枚岩・粘板岩を主とし,珪岩・大理石と弱変成の中苦鉄質火山岩を挟み,上部はGymnosolen(ストロマトライトの一種)に富む苦灰岩質の大理石を主とし,少量の千枚岩を挟む。変成度は中~低度の緑色岩相,局部的に角閃岩相で花崗岩化作用を受ける。変成年代は17億年前後。震旦系茶房子石灰岩に不整合に覆われる。北方震旦系下部に相当するとの考えもある。
執筆者:小林 英夫・猪俣 道也
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

