日本歴史地名大系 「漁岳」の解説 漁岳いざりだけ 北海道:札幌市南区漁岳南区の南部、恵庭市・千歳市との境界線上にある山。標高一三一八メートル。当山から北方の空沼(そらぬま)岳にかけての東部を水源として漁川が発し、やがて千歳川に合流する。また西部は豊平川の源流部である。松浦武四郎は土地のアイヌから漁川や茂漁(もいざり)川(漁川支流)の水源部として「イヂヤラ岳」の名を聞き(板本「西蝦夷日誌」)、山川地理取調図には「イチヤノホリ」と記している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報