20世紀日本人名事典 「漆原義之」の解説 漆原 義之ウルシバラ ヨシユキ 昭和期の化学者 東京帝大名誉教授。 生年明治34(1901)年5月14日 没年昭和47(1972)年11月4日 出生地愛媛県松山市 学歴〔年〕東京帝大理学部化学科〔大正15年〕卒 学位〔年〕理学博士 主な受賞名〔年〕日本化学会桜井褒賞〔昭和15年〕 経歴東京帝大副手、助手を経て昭和8年助教授、20年教授。定年退官後名誉教授となり上智大学理学部教授となった。ウルシバラ・ニッケル触媒を発見。またウンデセン酸に対する臭化水素の異常付加現象を発見し、その原因を探り、酸素効果によって説明した。この研究で15年日本化学会桜井褒賞を受賞。ステロイドの研究でも知られる。著書に「有機化学」(全2巻)。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「漆原義之」の解説 漆原義之 うるしばら-よしゆき 1901-1972 昭和時代の化学者。明治34年5月14日生まれ。昭和20年母校東京帝大の教授となる。ウルシバラ-ニッケル触媒の発見,ステロイドの研究で知られる。昭和47年11月4日死去。71歳。愛媛県出身。著作に「有機化学」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by