漆瘡(読み)ウルシカブレ

デジタル大辞泉 「漆瘡」の意味・読み・例文・類語

うるし‐かぶれ【漆×瘡】

ウルシに触れたり接近したりしたときに起こる急性皮膚炎。赤くはれて湿疹しっしん状となり、かゆみが激しい。うるしまけ。しっそう。

しっ‐そう〔‐サウ〕【漆×瘡】

うるしかぶれ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「漆瘡」の意味・読み・例文・類語

うるし‐かぶれ【漆瘡】

  1. 〘 名詞 〙 漆の毒に感じて生じる毒性皮膚炎。主成分ウルシオールにより、局部丘疹や小さな水疱が密生する。漆樹類の樹脂漆器などに触れてもできる。うるしまけ。うるしかせ。うるしくい。〔十巻本和名抄(934頃)〕

しっ‐そう‥サウ【漆瘡】

  1. 〘 名詞 〙 うるしの毒に感じて生じる皮膚炎。うるしかぶれ。うるしまけ。〔病名彙解(1686)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android