漏声(読み)ろうせい

精選版 日本国語大辞典 「漏声」の意味・読み・例文・類語

ろう‐せい【漏声】

  1. 〘 名詞 〙 水時計の水がしたたる音。転じて、時計の音。
    1. [初出の実例]「永宵独坐漏声遅、天末佳人不期」(出典:雲壑猿吟(1429頃)寄竹隠厳蔵主)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐奉和賈至舎人早朝大明宮詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「漏声」の読み・字形・画数・意味

【漏声】ろうせい

水時計の滴る音。宋・軾〔臥病月を逾(こ)ゆ~〕詩 眼、(おぼろ)りて、書字大となり 老人、睡り無くして、漏聲長し

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