漕ぎ着ける(読み)コギツケル

デジタル大辞泉 「漕ぎ着ける」の意味・読み・例文・類語

こぎ‐つ・ける【×漕ぎ着ける】

[動カ下一][文]こぎつ・く[カ下二]
1 舟を漕いで目的の場所に到着させる。「島に―・ける」
2 努力してやっと目標にまで到達させる、また、到達する。「ようやく完成まで―・けた」
[類語]えんやらやっと・やっとのことで・どうにかこうにか・どうにか・やっと・ようやく・何とか・かろうじて・からくも・危うく・すんでのところ・間一髪・危なく・すんでのこと・すんでに・あわや・九死に一生を得る・すれすれ・ようよう・ようやっと・どうかこうか・かつがつ・どうやらこうやら・曲がりなりにも・まあ・まあまあ・よっぽど・かなり・なかなか・わりあい・わりかた・わりかし・割に・比較的・まずまず・かすかす・どうやら・なんとかかんとか・そこそこ・それなり・増し・次善・可・セカンドベスト・ベター・及第・無難・ほどほど・捨てたものではない・満更まんざらでもない・まだしも・まだ・未いまだし・未いまだ・不徹底・不十分・及ばずながら・不全・不完全・どうなりこうなり・一応・急場しのぎ・当座しのぎ・一時しのぎ・その場しのぎ・最早もはや・畢竟ひっきょう・結局・やはり・所詮・どの道・いずれにしても・結句・遂に・とどのつまり・詰まるところ・帰するところ・詮ずるところ・要するに・いずれ・どうせ・つまり・とうとう・いよいよ・挙げ句・挙げ句の果て・差し詰め・究竟きゅうきょう・果ては・何と言っても・どっち道・とにかく・何しろ・何せ・何分なにぶん・何分なにぶんにも・なんにせよ・ともかく・ともかくも・ともあれ・とまれ・とにもかくにも・それはともあれ・遅かれ早かれ・善かれ悪しかれ・遅ればせ・思い通り・やっとこさ・やっとこせ・やっとこ・からがら・命からがら・心ならず・一杯一杯・精一杯・たかだか・せめて・せめても・首の皮一枚・ぎりぎり・ほうほうの体てい・滑り込み・冷や汗をかく・危機一髪・きわどい・薄氷を履ふむ・サバイバル・虎口を脱する・やれやれ・命冥加・一髪・一髪千鈞せんきんを引く・とりあえず・ひとまず・間に合わせる・何はさておき・何はともあれ・差し当たり・まんまと

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精選版 日本国語大辞典 「漕ぎ着ける」の意味・読み・例文・類語

こぎ‐つ・ける【漕着】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]こぎつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. ① 舟などを漕いで目的の所に到着させる。
    1. [初出の実例]「こきつくる 岸ちかみなる きにだにも 波間もあらばと 思ふなり」(出典:朝光集(995頃))
  3. ② 努力して、やっとある状態にまで到達させる。また、自動詞的に用い、ある状態にまでやっと到達する。
    1. [初出の実例]「ヘンそれ迄にこぎ付(ツケ)れば面にはかまはねへ、手くだで殺て見せべヱ」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)初)
    2. 「真子は人形作りに没頭し、個展に漕ぎつけた」(出典:面影(1969)〈芝木好子〉二)

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