漢和法式(読み)かんなほうしき

精選版 日本国語大辞典 「漢和法式」の意味・読み・例文・類語

かんな‐ほうしきカンワハフシキ【漢和法式】

  1. 〘 名詞 〙 漢和聯句の作り方に関する法式。発句を第唱句、脇句入韻(じゃいん)といい、第唱句を漢句で始め、第唱句中の平字を除いて入韻字を定め、和句句末漢字に改めた場合、その韻に該当するようにして、全篇隔句に押韻する。句数は漢句、和句ほぼ同数とし、表八句には漢四、和四とし、連続し得る句数は漢、和とも五句までで、八句目および挙句(あげく)は和句とする。その他の規定は、連歌の式目に準ずる。かんわほうしき。

かんわ‐ほうしき‥ハフシキ【漢和法式】

  1. 〘 名詞 〙かんなほうしき(漢和法式)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android