脇句(読み)わきく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

脇句
わきく

連歌,俳諧の用語。連歌,俳諧において,巻頭の発句に続く第2句をいう。句形は発句の5・7・5に対し,7・7。発句が客の役であるのに対し,句は古来亭主の役とされ,客に対する挨拶の心をもって,発句の言い残した言外の余情を継ぐようにつける。とまりは韻字止めが普通。

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世界大百科事典 第2版の解説

わきく【脇句】

連歌・俳諧用語。連句の第二句である七七の14音節句。〈客発句・亭主脇〉といって,一座()の亭主が受け持ち,常連のみの集いでも客の挨拶に答える心でよむ。一句の作意をこらすよりも付けることが大事で,発句(ほつく)の意を十分に忖度(そんたく)し,その状況をよくふまえて,それに逆らわず,寄り添い補うように付ける。和歌の下句を付ける要領だが,一句としても独立の判断を必ず示さねばならない点が異なる。当然ながら発句と同季,それも発句の季語が初・仲・晩の三月にわたる場合は,当季に従ってそのいずれかに定める。

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大辞林 第三版の解説

わきく【脇句】

連歌・連句で、第二句のこと。客の詠む挨拶あいさつの発句に内容・季などが相応じるように、一座の亭主が付ける。脇。

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