潟向遺跡(読み)かたむかいいせき

日本歴史地名大系 「潟向遺跡」の解説

潟向遺跡
かたむかいいせき

[現在地名]秋田市金足小泉字潟向

三遺跡がある。潟向I遺跡は高山頂部砂丘たかやまちようぶさきゆう遺跡と通称され、男潟おがた西岸の三列の砂丘の最も内側砂丘上にあり、西方一キロほどで日本海に達する。遺物は続縄文期の壺の完形品と破片。II遺跡はI遺跡の南約一キロの砂丘畑地で縄文晩期の土器片が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android