表土(読み)ひょうど(英語表記)surface soil

岩石学辞典の解説

表土

saprolite: 岩石が確実にその場で風化生成した残留土壌[Becker : 1895, Pettijohn : 1949, Ollier : 1969].ギリシャ語のsaprosは腐敗した,汚い,もろい,つまらない,の意味.
regolith: →風化層

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大辞林 第三版の解説

ひょうど【表土】

土壌の最上層の部分。農作物栽培上最も重要な土壌。表層土。
考古学で、遺跡に堆積した表面の土層。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

表土
ひょうど
surface soil

土壌学上の用語で次の土層をさす。土壌は地下の母材地質物質が、その場所の気候や植生の作用を受けて変質した生成物であるから、一般に地表に近い部分ほど変わり方の度合いは大きい。可溶性成分の溶脱や腐植物質の付加を強く受ける表層の部分を表土とよび、若干の成分が集積をおこしたり粘土分の生成をみる下層の部分(下層土)と区別する。耕地では耕具によって攪拌(かくはん)され、あるいは作物の根が集まる地表面直下(深さ30センチメートル前後)が表土で、それ以下の心土(しんど)(鋤床(すきどこ)などとよばれるやや固められた層)とは土性や構造が異なるのが普通である。[浅海重夫]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ひょう‐ど ヘウ‥【表土】

〘名〙
① 土壌の最上層。軟らかくまた有機物に富む。植物は主としてここから養分を吸収する。
日本風景論(1894)〈志賀重昂〉四「火山岩たる、元と地皮の皺縮せる際、熱気を揮霍し、余怒激し爆然表土の上に噴き来り」
② 岩盤の表面を覆っている未凝固堆積物の総称。
③ 考古学で、遺跡の上に堆積した土層。

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