潮焼(読み)しおやけ

精選版 日本国語大辞典 「潮焼」の意味・読み・例文・類語

しお‐やけしほ‥【潮焼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 潮風に吹かれ、また、日光に照らされて皮膚の色が赤黒くなること。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「水浴着を着た、顔色の潮(シホ)やけした男女が」(出典:欧米印象記(1910)〈中村春雨〉紐育雑記)
  3. 海上空気が日光によって赤く見えること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android