潮見古墳(読み)しおみこふん

日本歴史地名大系 「潮見古墳」の解説

潮見古墳
しおみこふん

[現在地名]武雄市橘町永島字汐見

標高一四〇メートルの潮見山の東南麓に近い、標高四〇メートル余りの所に築成されている。古墳時代後期、六世紀中葉頃の築成であろうと推定される。潮見神社から山頂への山道が通じているが、この道が古墳の羨道部の上を通るため、玄室の一部が露出していた。昭和三一年(一九五六)地元の人によって玄門の所が開かれ、内部にあった遺物の大半が神社に保管された。同四九年調査が実施された(「武雄市潮見古墳」昭和五〇年・武雄市教育委員会刊)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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