激甚災害と非常災害

共同通信ニュース用語解説 「激甚災害と非常災害」の解説

激甚災害と非常災害

激甚災害は、インフラ農業などの被害額が一定基準を超えると指定される。復旧事業の国庫補助率がかさ上げされ、自治体の負担が軽くなる。地域を特定しない「激甚災害(本激)」と市町村単位で指定する「局地激甚災害(局激)」がある。大規模災害復興法は東日本大震災を機に、大地震などからの迅速な復興に向けた国や自治体の作業手順をあらかじめ定めた。「非常災害」に指定すれば道路港湾漁港砂防ダムなどの復旧を国が代行できる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android