濁川新田(読み)にごりかわしんでん

日本歴史地名大系 「濁川新田」の解説

濁川新田
にごりかわしんでん

[現在地名]新潟市濁川一丁目・つくし野つくしの一―二丁目・新崎にいざき二丁目・濁川

新崎村の北に位置し、阿賀野川右岸に並行して流れる新井郷にいごう川に沿う。新崎村を親村として永禄元年(一五五八)に開発されたというが(元禄一二年「横越組新村付帳」新発田市立図書館蔵)、永禄は親村新崎村の開発年代と考えられる。

正保二年(一六四五)の濁川村畠方検地打立帳(合併町村の歴史)によると二二町九反余・高三四石四斗余で、名請人四人のなかには願浄がんじよう寺と称する寺院も記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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