濃情(読み)ノウジョウ

デジタル大辞泉 「濃情」の意味・読み・例文・類語

のう‐じょう〔‐ジャウ〕【濃情】

[名・形動]情が深いこと。感情がこまやかなこと。また、そのさま。
「―な土地の女の血を分けた一人である」〈藤村

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「濃情」の意味・読み・例文・類語

のう‐じょう‥ジャウ【濃情】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人情・愛情などがこまやかであついこと。情が深いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「血気の願望遂るに由なき其時には、天地自然の美妙神は益々其濃情(ノウゼウ)を表はし来る」(出典:信仰之道(1894)〈松村介石安心立命)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android