濃情(読み)ノウジョウ

デジタル大辞泉 「濃情」の意味・読み・例文・類語

のう‐じょう〔‐ジャウ〕【濃情】

[名・形動]情が深いこと。感情がこまやかなこと。また、そのさま。
「―な土地の女の血を分けた一人である」〈藤村

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「濃情」の意味・読み・例文・類語

のう‐じょう ‥ジャウ【濃情】

〘名〙 (形動) 人情・愛情などがこまやかであついこと。情が深いこと。また、そのさま。
※信仰之道(1894)〈松村介石安心立命血気の願望遂るに由なき其時には、天地自然の美妙神は益々其濃情(ノウゼウ)を表はし来る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android