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安心立命 あんじんりゅうみょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

安心立命
あんじんりゅうみょう

「あんしんりつめい」とも読む。安心は仏教用語,立命儒教の用語。すべてを絶対のものにまかせて,心が動揺しないこと。

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デジタル大辞泉の解説

あんしん‐りつめい【安心立命】

あんじんりゅうみょう(安心立命)

あんじん‐りゅうみょう〔‐リフミヤウ〕【安心立命】

人力を尽くしてその身を天命に任せ、どんな場合にも動じないこと。あんしんりつめい。
「その神からの授かりもの、解脱(げだつ)と―の種子を」〈長与竹沢先生と云ふ人

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大辞林 第三版の解説

あんしんりつめい【安心立命】

あんじんりゅうみょう【安心立命】

( 名 ) スル
〔「あんじんりつめい」 「あんしんりつめい」 「あんじんりゅうめい」とも〕
信仰によって心を安らかに保ち、どんなことにも心を乱されないこと。初め儒学の語であったが、のちに主として禅宗の語として使われ、その後、広く使われるようになった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

安心立命
あんしんりつめい

安心は仏教語で、安らぎを得、落ち着いた穏やかな心に達した究極の境地をいい、ニルバーナnirva(涅槃(ねはん))と称した。立命は、儒教の『孟子(もうし)』のことばの転用で、天命による本性をまっとうすること。人力を尽くして仏道を実践し、わが身を仏法にゆだね、なにものにも心を揺るがされない安定した心のあり方をいう。「あんじんりゅうみょう」とも読み、安身立命とも書く。[石川力山]

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