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濡れ燕 ぬれつばめ

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とっさの日本語便利帳の解説

濡れ燕

古くは俳句の春の季語に入っていたものだが、風情があり復活させたい雅語(がご)である。「燕が来る家は長者になる」ということわざがあり、農家などでは燕が巣を作りやすいように軒下に板を張りつけてやる。毎年同じ燕が同じ家にやってくるが、人家に棲みつくのは大きな鳥から身を守るため。
羽を浸すばかり水うつ初つばめ\皆吉爽雨
燕のことを中国では乙鳥(いつちょう)と書く。乙の字は彫刻刀の形、あるいは草の芽が曲がりくねって出る様子を表しているが、乙鳥とは、乙の形に飛ぶ鳥という意味。玄鳥(げんちょう)ともいい、意味はただ黒い鳥ということ。黒いのに紫燕と呼ぶのは、「緑なす黒髪」とするような文人好みの命名。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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