精選版 日本国語大辞典 「濡・沾」の意味・読み・例文・類語
ぬ・れる【濡・沾】
〘自ラ下一〙 ぬ・る 〘自ラ下二〙
① 物の表面に雨、露、涙などの水がたっぷり付く。また、物に水がかかって沁み込む。
② 血で染まる。血にまみれる。
※書紀(720)神代下(兼方本訓)「血、其の矢に染(ヌレ)たり」
③ 情交する。色事をする。また、媚びる。色を好む。
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