濡滞(読み)じゅたい

精選版 日本国語大辞典 「濡滞」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐たい【濡滞】

  1. 〘 名詞 〙 とどこおること。おくれること。ためらっておくれること。遅滞。遅留。
    1. [初出の実例]「臨機応対、無濡滞」(出典:東海一漚別集(1375頃)孤峯和尚)
    2. [その他の文献]〔孟子‐公孫丑下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「濡滞」の読み・字形・画数・意味

【濡滞】じゆたい

ぐずぐずする。〔孟子、公孫丑下〕千里にして王に見(まみ)え、はざるが故に去る。三宿して而る後に晝(地名)を出づ。是れ何ぞ濡滯なるや。

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