精選版 日本国語大辞典 「瀬取船」の意味・読み・例文・類語 せどり‐ぶね【瀬取船】 瀬取船〈船鑒〉〘 名詞 〙 港で沖懸りの廻船から積荷を瀬取りする喫水の浅い船。近世では江戸、大坂など大型廻船の入港で頻繁な大港にあって、仲間を組織して瀬取りをしていたが、船の大きさはそれぞれの港湾の深浅などにより異なり、また船型も一定していない。瀬取茶船。茶船。上荷船。〔御触書寛保集成‐四二・寛保元年(1741)四月〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例