日本歴史地名大系 「瀬底土帝君祠」の解説 瀬底土帝君祠しーくどうーていくのほこら 沖縄県:沖縄島北部本部町瀬底島・瀬底村瀬底土帝君祠[現在地名]本部町瀬底瀬底(せそこ)集落の南部にあり、瀬底土帝はシークドゥーティと発音する。赤瓦屋根と漆喰の塗られた建物で、奥に土帝君を祀った祠がある。回りは琉球石灰岩の石積みで囲われ、庭(ナー)に大木のコバテイシがある。二〇〇〇年(平成一二年)に国の重要文化財(建造物)に指定された。当地の上間家(地元では瀬底ウェーキともいう)は一七世紀後半瀬底(せそこ)島に渡り(国頭郡志)、二世から五世まで健堅親雲上とよばれ、本部(むとうぶ)間切の地頭代を勤めた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by