普及版 字通 「瀰」の読み・字形・画数・意味
瀰
20画
[字訓] ひろい・はるか・ながれる
[字形] 形声
声符は彌(弥)(び)。〔玉〕に「深きなり」とあり、〔詩、風、新台〕「河水、瀰瀰(びび)たり」とは水勢のさかんなことをいう。彌に弥亙(びこう)の意があり、みちわたるさまをいう。
[訓義]
1. ひろい、はるか。
2. ながれる、ながれるさま、みちて流れる、水が勢いよくながれる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕瀰 フカシ
[熟語]
瀰▶・瀰散▶・瀰天▶・瀰瀰▶・瀰▶・瀰望▶・瀰漫▶・瀰満▶・瀰淪▶
[下接語]
渺瀰・漫瀰・幽瀰
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報