火の札(読み)ヒノフダ

デジタル大辞泉 「火の札」の意味・読み・例文・類語

ひ‐の‐ふだ【火の札】

神社などで出す、火災よけの札。
放火の予告を書いて、相手の家の門戸に貼ったり、付近路上に捨てておいたりする札。
「聞けばお手前に―を打ったとある」〈伎・仏の原

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精選版 日本国語大辞典 「火の札」の意味・読み・例文・類語

ひ【火】 の 札(ふだ)

  1. 脅迫のため、火をつける旨を書いて、その家の門戸に張ったり街路などに捨て置いたりする札。
    1. [初出の実例]「火之札制止事」(出典:御当家令条‐二一・京都町中諸法度・明暦元年(1655)一一月二六日)
  2. 神社などで配付する火災よけの札。特に、京都愛宕神社のものが名高い。
    1. [初出の実例]「あかきものみへたるを取上みれば、あたごの山のひのふだなり」(出典:浄瑠璃・天狗羽打(1660)二)

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