火吹き達磨(読み)ヒフキダルマ

デジタル大辞泉 「火吹き達磨」の意味・読み・例文・類語

ひふき‐だるま【火吹き達磨】

火鉢などの火を吹きおこすのに用いる道具銅製などの小さい達磨形の容器で、水を入れて火のそばに置くと、熱せられて口から蒸気を吹いて火をおこす。

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精選版 日本国語大辞典 「火吹き達磨」の意味・読み・例文・類語

ひふき‐だるま【火吹達磨】

  1. 〘 名詞 〙 火を吹きおこす道具。銅などで作った中空の達磨。中に水を入れて火のそばに置くと、沸騰して口から蒸気を吹き、火をおこすしかけになっている。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「火吹達摩のよふなる顔して朝飯をはこび」(出典:洒落本・温海土産(1857))

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