火山村
ひやまむら
[現在地名]駒ヶ根市東伊那 火山・板取
高烏谷山の西方、三方山に囲まれ、南西に遠く天竜川の西岸一帯を望む。西の方を南北に走る旧高遠道は火山峠を越えて高遠に通ずる。火山・板取の二集落からなり、古くから諏訪社上社に奉仕し、大永四年(一五二四)同社磯並宝殿及び御柱造宮の課役を務めたが、「磯並造宮料請取日記」(御造宮日記之写)には、「日山之分、正物七斗云々」とあり、また「請取日記 一板取十五俵云々」などとみえる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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