最新 地学事典 「火山構造性陥没地」の解説
かざんこうぞうせいかんぼつち
火山構造性陥没地
volcano-tectonic depression
大量の珪長質マグマが主として火砕流として噴出し,それに伴って噴出口地域に大規模な陥没が起こり,その輪郭がその地域の大構造に支配されている凹陥地。ニュージーランド北島のTaupo-Rotorua地域,スマトラ島のBarisan Rift Zoneがその例で,ともに広大な火砕流堆積物台地を伴う。南九州の鹿児島湾も火山構造性陥没地の例で,いずれの場合も,数個の巨大な陥没カルデラが線状に配列し,それらを結ぶ地溝性の陥没地形がある。
執筆者:荒牧 重雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

