知恵蔵 「災害用伝言サービス」の解説
災害用伝言サービス
また、3大キャリアと呼ばれる、NTTドコモ、au、ソフトバンクの、国内大手携帯電話事業者でも、伝言板サービスを提供している。3大キャリアのサービスでは、被災者は、自分の携帯電話やスマートフォンから「災害用伝言板」サイトにアクセスし、メッセージを入力する。そして、安否を確認したい側は、「災害用伝言板」で被災者の携帯番号を入力するだけで、被災者のメッセージを見ることができる。
更に、3大キャリアでは、「災害用音声お届けサービス」と呼ばれるサービスも提供している。同サービスでは、各社のSMS(ショートメッセージサービス)とパケット通信を併用して、音声メッセージの有無の確認や録音再生が可能であり、被災者が録音した声によるメッセージの確認ができる。
(横田一輝 ICTディレクター/2018年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報