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災害要因分析 さいがいよういんぶんせきaccident analysis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

災害要因分析
さいがいよういんぶんせき
accident analysis

災害原因を科学的に究明すること。労働災害を調査する目的は,災害の責任者を追及するためではなく,適切な防止対策を見出し,以後再び同種原因による災害の発生を防止するためである。災害の発生は,人と物の両方の要素による場合が多く,これを1次要素とすれば,これはまた他の要素に制約されるのでこれを2次要素とし,順次に3次,4次と関連する要素に分けられる。その最終段階のものを独立要素とすれば,これらが一定の順序で組合されたときに災害が発生し,その組合せは多分に確率的である。不安全な状態にあった物を起因物,直接人に触れて危害を加えた物を加害物とし,災害1件ごとに,被災者の性別,年齢,経験,傷病の性質,傷病の部位,傷病の程度,職種,作業の種類,事故の型,起因物,起因物の部分,不安全な状態,不安全な行動などの多項目にわたる調査を行い,これらの関係を通して,災害発生の様態を把握し,その問題点の改善により将来の同種災害の発生防止をはかる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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