精選版 日本国語大辞典 「炎網」の意味・読み・例文・類語 えん‐もう‥マウ【炎網・焔網】 〘 名詞 〙 仏語。① 仏の光明が帝釈天(たいしゃくてん)の羅網(らもう)のように網状に絡みあって限りないこと。〔薬師経纂解(1672)〕② 火炎の網。網のように身を包んで燃える炎。[初出の実例]「破戒の比丘若後世の報なくば、衣は炎網(ヱンモウ)と成て身を焦し」(出典:栂尾明恵上人遺訓(1238)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例