炎網(読み)えんもう

精選版 日本国語大辞典 「炎網」の意味・読み・例文・類語

えん‐もう‥マウ【炎網・焔網】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 仏の光明帝釈天(たいしゃくてん)羅網(らもう)のように網状に絡みあって限りないこと。〔薬師経纂解(1672)〕
  3. 火炎の網。網のように身を包んで燃える炎。
    1. [初出の実例]「破戒の比丘若後世の報なくば、衣は炎網(ヱンモウ)と成て身を焦し」(出典:栂尾明恵上人遺訓(1238))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む