炭手前(読み)スミテマエ

デジタル大辞泉 「炭手前」の意味・読み・例文・類語

すみ‐てまえ〔‐てまへ〕【炭手前/炭点前】

茶事のとき、炉または風炉ふろに炭をつぐ作法。→三炭さんたん

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精選版 日本国語大辞典 「炭手前」の意味・読み・例文・類語

すみ‐てまえ‥てまへ【炭手前・炭点前】

  1. 〘 名詞 〙 茶事を行なう際に、最初に炉または風炉に炭をつぐときの式法初炭(しょずみ)手前後炭(ごずみ)手前の別がある。〔茶湯一会集(1845頃)〕

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世界大百科事典(旧版)内の炭手前の言及

【点前】より

…濃茶は練る,薄茶を点てるといい,その手続を濃茶点前,薄茶点前という。これは飲料としての抹茶の点前であるが,茶の湯には別に炉中(夏季は風炉)に炭を置くための手順,炭手前がある。この場合は〈点ずる〉の文字を用いず,〈手前〉と書くが,〈てまえ〉の意味内容はまったく同じといってよい。…

※「炭手前」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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