式法(読み)しきほう

精選版 日本国語大辞典 「式法」の意味・読み・例文・類語

しき‐ほう ‥ハフ【式法】

〘名〙 儀式作法。また、定まった形式。特定のきまり。
兵範記‐保元三年(1158)二月二七日「明日行幸、依御所労、以供奉式法扈従、仍達天聴、先令会南都給也」
咄本・咲顔福の門(1732)三「町の式法(シキホウ)通り、かならず費なもの入を堅ふさせられな」

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デジタル大辞泉 「式法」の意味・読み・例文・類語

しき‐ほう〔‐ハフ〕【式法】

正しい儀式・作法。

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普及版 字通 「式法」の読み・字形・画数・意味

【式法】しきほう(はふ)

旧来法式。〔周礼天官宰夫〕式(法)を以て、祭祀の戒と、其の羞(せんしう)(お供え)とを掌る。大宰に從つて、滌(できたく)を(み)る。

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