デジタル大辞泉 「為す」の意味・読み・例文・類語 せ◦す【▽為す】 [連語]《動詞「す(為)」の未然形+上代の尊敬の助動詞「す」》なさる。したまう。「こもりくの泊瀬小国はつせをぐにによばひ―◦す我が天皇すめろきよ」〈万・三三一二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「為す」の意味・読み・例文・類語 せ‐・す【為す】 〘 連語 〙 ( 動詞「す(為)」の未然形に、上代の尊敬の助動詞「す」の付いたもの ) なさる。あそばす。[初出の実例]「やすみしし わが大君 神ながら 神さび世須(セス)と 〈略〉高殿を 高知りまして 登り立ち 国見を為勢(せセ)ば」(出典:万葉集(8C後)一・三八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例