為す(読み)セス

デジタル大辞泉 「為す」の意味・読み・例文・類語

せ◦す【為す】

[連語]《動詞「す(為)」の未然形上代尊敬助動詞「す」》なさる。したまう。
「こもりくの泊瀬小国はつせをぐにによばひ―◦す我が天皇すめろきよ」〈・三三一二〉

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精選版 日本国語大辞典 「為す」の意味・読み・例文・類語

せ‐・す【為す】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「す(為)」の未然形に、上代の尊敬の助動詞「す」の付いたもの ) なさる。あそばす。
    1. [初出の実例]「やすみしし わが大君 神ながら 神さび世須(セス)と 〈略〉高殿を 高知りまして 登り立ち 国見を為勢(せセ)ば」(出典万葉集(8C後)一・三八)

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