為替学説(読み)かわせがくせつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「為替学説」の意味・わかりやすい解説

為替学説
かわせがくせつ

外国為替相場がどのようにして決定されるかについての諸学説。外国為替に対する需給によって決定されるとする G.J.ゴッシェンの為替需給説,両国の貨幣のもつ購買力の比率で決るとする G.カッセルの購買力平価説,あるいは外貨に対する個人の評価を心理的要因にさかのぼって説明する A.アフタリオンの為替心理説などがある。変動為替相場制度移行後は,資本市場や外国為替市場が発達し,外貨が一つの資産として保有されるようになり,こうした状況に応じて,資産選択の問題を取入れて為替相場の決定を考えるアセット・アプローチが有力となった。

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