為本村(読み)ためもとむら

日本歴史地名大系 「為本村」の解説

為本村
ためもとむら

[現在地名]勝央町為本

黒坂くろさか村の南に位置し福吉ふくよし・黒坂両村から発し南に向かう備前への道が通る。永禄三年(一五六〇)七月一一日の小坂田管兵衛宛の河副久盛宛行状(美作古簡集)に「鷹取庄内為元土居分」とみえる。正保郷帳に村名がみえ、田二九五石・畑六三石余。元禄一〇年(一六九七)美作国郡村高辻帳では改出高一三二石余・開高一六石余、村位は上。美作国郡村高并戸数里程事(武家聞伝記)によると延宝(一六七三―八一)頃と考えられる戸数五四(うち向井田一九など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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