焔々(読み)えんえん

精選版 日本国語大辞典 「焔々」の意味・読み・例文・類語

えん‐えん【燄燄・焔焔】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 火が燃え始めて、火力がまだ盛んでないさま。
    1. [初出の実例]「池の色溶々として藍水を染む、花の光焔々として火春を焼く〈白居易〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔書経‐洛誥〕
  3. えんえん(炎炎)
    1. [初出の実例]「中堂に、何時しか其火が燃移りて、燄々(エンエン)として燃上る」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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