焚捨(読み)たきすて

精選版 日本国語大辞典 「焚捨」の意味・読み・例文・類語

たき‐すて【焚捨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 燃やしてそのままにしておくこと。焼き捨てること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「いつたきすてのすがりまでも聞き伝へし初音これなるべし」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)一)
  3. 劇場で、興行中、舞台で使う鼻紙煙硝、たどん、タバコなど、一日で消耗するものの費用。また転じて、舞台で消耗する小道具の称。消え物。〔劇場新話(1804‐09頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む