無侵襲的出生前遺伝学的検査(読み)ムシンシュウテキシュッショウゼンイデンガクテキケンサ

デジタル大辞泉 の解説

むしんしゅうてき‐しゅっしょうぜんいでんがくてきけんさ〔ムシンシフテキシユツシヤウゼンヰデンテキ‐〕【無侵襲的出生前遺伝学的検査】

妊婦血液を用いて、ダウン症など胎児染色体異常を調べる出生前診断日本では平成25年(2013)4月から臨床研究として始まった。母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査NIPT(non-invasive prenatal testing)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

無侵襲的出生前遺伝学的検査
むしんしゅうてきしゅっしょうぜんいでんがくてきけんさ
non-invasive prenatal genetic testing

出生前診断の一つ。略称NIPT。妊婦の血液を検体として、胎児が特定の染色体異常を有しているかどうかを調べるための検査。新型出生前診断とよばれることもある。

[編集部 2022年4月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android