無対光(読み)ムタイコウ

デジタル大辞泉 「無対光」の意味・読み・例文・類語

むたい‐こう〔‐クワウ〕【無対光】

仏語阿弥陀仏の発する十二光の一。他に比べようのないほどすぐれている光明。また、無対光仏すなわち阿弥陀仏のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無対光」の意味・読み・例文・類語

むたい‐こう‥クヮウ【無対光】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。十二光の一つ阿彌陀仏の光明がすぐれて他に比するもののないところからいう。また、無対光仏のこと。
    1. [初出の実例]「又号無対光、畢竟依」(出典三帖和讚(1248‐60頃)浄土)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android