十二光(読み)ジュウニコウ

デジタル大辞泉 「十二光」の意味・読み・例文・類語

じゅうに‐こう〔ジフニクワウ〕【十二光】

阿弥陀仏光明を12の功徳くどくに分けてたたえる呼び名。無量光無辺光無碍光むげこう無対光燄王光えんのうこう清浄光しょうじょうこう歓喜光かんぎこう智慧光・不断光・難思光・無称光超日月光ちょうにちがっこう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「十二光」の意味・読み・例文・類語

じゅうに‐こうジフニクヮウ【十二光】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。光の仏である阿彌陀仏の光明の功徳のはたらきを一二種に分けたもの。すなわち、無量光・無辺光・無碍(むげ)光・無対光・炎王光・清浄光・歓喜光・智慧光・不断光・難思光・無称光・超日月光の称。
    1. [初出の実例]「十二如来とまふすはすなわち阿彌陀如来の十二光の御名なり」(出典:尊号真像銘文(1255)本)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む