無抵当(読み)ムテイトウ

精選版 日本国語大辞典 「無抵当」の意味・読み・例文・類語

む‐ていとう‥テイタウ【無抵当】

  1. 〘 名詞 〙 抵当がないこと。金銭の貸借で、抵当権を設定しないこと。
    1. [初出の実例]「借る方に無抵当といふ便利を与ふるから、其便利に対する報酬として利が高い」(出典:金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む