無数劫(読み)むしゅこう

精選版 日本国語大辞典 「無数劫」の意味・読み・例文・類語

むしゅ‐こう‥コフ【無数劫】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。はかりしれないほどの長い時間。阿僧祇劫
    1. [初出の実例]「経無数劫、而可不朽」(出典菅家文草(900頃)一一・為平子内親王先妣藤原氏周忌法会願文)
    2. [その他の文献]〔八十華厳経‐一六〕

むすう‐ごう‥ゴフ【無数劫】

  1. 〘 名詞 〙むしゅこう(無数劫)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android