無欲恬淡(読み)むよくてんたん

四字熟語を知る辞典 「無欲恬淡」の解説

無欲恬淡

あっさりしていて欲がなく、物事執着しないこと。

[活用] ―な・―に・―だ。

[使用例] 宗教家はもっと無欲恬淡であるべき筈だと言われていた[丹羽文雄*蛇と鳩|1952]

[使用例] 兼実にとって、その無欲恬澹上人が舎利泥棒であるという訴えが、ひどく意外だったことは事実であろう[花田清輝*小説平家|1965~67]

[解説] 「恬淡」は執着のないこと。「恬澹」とも書きます。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android