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上人 しょうにん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

上人
しょうにん

学識や人徳,すべてに卓越し,人々を導くにふさわしい高徳の僧侶をいう。ときに聖人と書いたり,上人と聖人とを区別して用いる場合もある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

うえ‐びと〔うへ‐〕【上人】

殿上人(てんじょうびと)」に同じ。

しょう‐にん〔シヤウ‐〕【上人】

知徳を備えている、すぐれた僧。
「法橋(ほっきょう)上人位」の略。→法橋
浄土宗日蓮宗時宗で、の敬称。「日蓮上人」「親鸞上人
寺院の住職。

じょう‐にん〔ジヤウ‐〕【上人】

身分の高い人。また、道理のよくわかっている人。
「―は彼を呼んで才子となすも、下人は却て之を嫌忌す」〈織田訳・花柳春話

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

しょうにん【上人】

一般的には,智徳を備えた僧への敬称。また法橋上人位(ほつきようしようにんい)の略称。864年(貞観6)僧位三階(僧位)の一つとして法橋上人位が設けられ,僧官の律師階に相当した。この上人号は,後世,僧官制が乱れるとともに,諸宗や民間で転用かつ私用されるようになった。平安中期から本寺を離れて別所に隠遁したり,回国遊行して修行,作善勧進する僧が現れ,彼らを上人,聖人(ひじり)などとよぶことが一般化した。

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大辞林 第三版の解説

うえびと【上人】

殿上の間に昇殿を許された者。四位・五位の人および六位の蔵人くろうど。殿上人。

しょうにん【上人】

修行を積み、智徳を備えた高僧。聖人。
僧侶の敬称。多く、天台宗・浄土真宗・時宗・浄土宗・日蓮宗でいう。
僧位の名。「法橋ほつきよう上人位」の略。

じょうにん【上人】

立派な人。身分の高い人。すぐれた人。 「おいらが様な-の目にはさっぱり無疵/滑稽本・浮世風呂 4」 → しょうにん(上人)

出典|三省堂
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世界大百科事典内の上人の言及

【住職】より

…住職という呼称は,今日では宗派を問わず多く用いられているが,歴史的にみると,寺院最高位の僧職の呼称は時代により宗派により,またそれぞれの寺院によって,さまざまの異称や尊称がある。南都系や平安仏教系寺院では寺主(じしゆ),維那(いな),院家(いんけ),隠元(いんげん),浄土真宗や日蓮宗(法華宗)や時宗では上人(しようにん),禅宗では方丈,和尚,住持,長老(ちようろう)などの,住職をさす尊称がそれである。また,由緒ある大寺院ではその寺固有の歴史的呼称もある。…

【聖人】より

…また仏・菩薩を聖人と名づける場合もある(《大般涅槃経》聖行品)。上人と音が同一のため混用される。また上人をさらに尊んでいう場合に聖人の語を用いる。…

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