無漏道(読み)むろどう

精選版 日本国語大辞典 「無漏道」の意味・読み・例文・類語

むろ‐どう‥ダウ【無漏道】

  1. 〘 名詞 〙 仏語煩悩を離れた、きよらかな道。預流(よる)以上の聖者無漏智をもって行なう四諦中の道諦観法をいう。出世間道のこと。⇔有漏道(うろどう)
    1. [初出の実例]「経中に、この電光を無漏道を一見するに比して」(出典:十善法語(1775)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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