無益委記(読み)むだいき

改訂新版 世界大百科事典 「無益委記」の意味・わかりやすい解説

無益委記 (むだいき)

黄表紙。恋川春町作画。1781年(天明1)刊か。3巻。聖徳太子作と伝える《未来記》に擬して,人王三万三千三百三十三代に当たるころの,役にも立たぬ未来記を見せるという構想のもとに,世相人事万般がすっかり移り変じた空想を描く。しかしそれが時代の現実を裏返した風刺的なものとなっているところに見るべきものがあり,黄表紙における未来記という類型的趣向を確立した。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 水野

生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...

初恋の用語解説を読む