無礼げ(読み)ナメゲ

デジタル大辞泉 「無礼げ」の意味・読み・例文・類語

なめ‐げ【無礼げ】

[形動ナリ]失礼なさま。無作法そうなさま。
「人よりもまさりて侍れば、―なる心はよも使ひ侍らじ」〈狭衣・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無礼げ」の意味・読み・例文・類語

なめ‐げ【無礼げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「なめし」の語幹接尾語「げ」の付いたもの ) 無礼らしく見えるさま。非礼・失礼らしいさま。
    1. [初出の実例]「心つよく承らずなりにし事、なめげなる物におぼしめしとどめられぬるなん、心にとまり侍りぬ」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む