無礼げ(読み)ナメゲ

デジタル大辞泉 「無礼げ」の意味・読み・例文・類語

なめ‐げ【無礼げ】

[形動ナリ]失礼なさま。無作法そうなさま。
「人よりもまさりて侍れば、―なる心はよも使ひ侍らじ」〈狭衣・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無礼げ」の意味・読み・例文・類語

なめ‐げ【無礼げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「なめし」の語幹接尾語「げ」の付いたもの ) 無礼らしく見えるさま。非礼・失礼らしいさま。
    1. [初出の実例]「心つよく承らずなりにし事、なめげなる物におぼしめしとどめられぬるなん、心にとまり侍りぬ」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む