無称光仏(読み)むしょうこうぶつ

精選版 日本国語大辞典 「無称光仏」の意味・読み・例文・類語

むしょうこう‐ぶつムショウクヮウ‥【無称光仏】

  1. 仏語阿彌陀仏異称十二光仏一つ。現象的なあり方を離れているために何とも呼べない光の功徳をもつところから名づけたもの。
    1. [初出の実例]「神光の離相をとかざれば、無称光仏となづけたり」(出典:三帖和讚(1248‐60頃)浄土)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android