無葉蘭(読み)ムヨウラン

デジタル大辞泉 「無葉蘭」の意味・読み・例文・類語

むよう‐らん〔ムエフ‐〕【無葉×蘭】

ラン科多年草暖地の林内に生え、高さ約30センチ。地下の細長い根茎から地上茎が1~3本出る。葉緑素はなく、葉は退化して鱗片りんぺん状。初夏、茎の先に香りのある白い花数個つける。

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精選版 日本国語大辞典 「無葉蘭」の意味・読み・例文・類語

むよう‐らんムエフ‥【無葉蘭】

  1. 〘 名詞 〙 ラン科の多年草。本州中部以西の暖地の山中の林内に生える。高さ約三〇センチメートル。茎・葉ともに葉緑素を欠く。葉は黄褐色の鱗片状に退化して小さい。六~七月、白い不整斉花が咲く。〔物品識名拾遺(1825)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「無葉蘭」の解説

無葉蘭 (ムヨウラン)

学名Lecanorchis japonica
植物。ラン科の菌根植物

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